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2005年07月18日放送分 落語リハビリ - 深夜の馬鹿力データベース

2005年07月18日放送分 落語リハビリ

死神


その昔、江戸に八五郎という大変運の悪い男がおりました。この男、今日も今日とて近所のビデオ屋にAVを借りに行くのだが、ろくすっぽ吟味もせずパッケージだけ見て「バットマン・ギンギンズ」を手にとりレジへ。するとそこに怪しいヒゲ面メガネの男が近づいてきて、「そらあ、やめときな。そらあ、やめときな」と言う。この男、いきなり「お前さんに当たりAVがひと目でわかる力をやろう」と持ちかけてきた。「おい、そりゃ本当かい?おらあいつも掴まされてばっかりなんだよ、じゃすぐくれよ」「それじゃ約束があるよ。代わりにソフトオンデマンドのビデオを頻繁に借りてけ」「あー、わかったわかった」話を聴きもせず八五郎はこの能力をもらった。この後から八五郎は当たりAVを借り続け、最高のAVライフを送るのだが、この男、約束をすっかり忘れてソフトオンデマンドのビデオを借りやしない。そんなある日のこと、例のあのヒゲメガネが現れて、「お前さん、約束を破り、あたしの自信作の愛・恥丘ファックも見やしない。だからお前にはこのビデオを見てもらう」と言って渡されたのはレンタル店のおすすめ品。「おいおい何だよおい、怒るのかと思ったらおすすめを貸してくれるなんて。俺っちこんなの見ていいのかい?」男は一目散に家に帰り、デッキにテープを入れるとビデオデッキから怪しい音が。「おいおいおいおい、テープがからまって取れねえよ、取れねえよどうすんだよ、おっぱい出てこねえよ、真っ暗だよ、何も映ってない」ってとこで暗転。
(年賀小町さん)


元々は家具職人だったが今は寂しく1人暮らしのご隠居。唯一の楽しみは手製のあやつり人形で遊ぶことだった。ある日のこと、妖精の魔法により、隠居のあやつり人形が自分の意思を持って動けるようになったから面白い。孫ができたと喜ぶ隠居。ピノキオと名づけられたかわいい人形。しかしその前に怪しい男が現れる。「おうピノキオ、俺の名前はジミニー・クリケットさ。妖精に要請されて来たんだよ。おっと、今のは落語特有のダジャレだから、Wordのイルカが注意してきても無視な。妖精が言うにはお前に1つ能力を渡し忘れたって言うんでね、それを俺が与えてやるよ」突如怪しい光に包まれる人形ピノッキオ。「長げえこと人形だったお前さんは人の世の中の常がわかっちゃいねえ。だから善と悪てえ物を理解できるように、悪いことをするとちんこが伸びるようにしておいた。ためしにウソでもついてみな?」言われるままに「ワンダースワンを買ったことは一切後悔してません。すっげえ面白いです」とピノキオ。するとどうだ、ピノキオのちんこみるみる伸びる。ピノキオが自分の伸びるちんこに爆笑していると、突如窓の外に稲光。どでかい雷鳴と共に家のそばにカミナリがズドン。「おうなんでいなんでい」あわてふためくジミニー・クリケット。落雷のせいで部屋の電気がいまにも消えそう。「あー、おらマッチは持ってんだがろうそくは無え。どっかに燃えるものはねえかなあと、「おう、おめえさんのちんこを伸ばして火い点けりゃ、たいまつのかわりになんねえか?」これは名案と、さっそくピノキオ「梨花は気持ち悪くない。むしろかわいい」とウソを繰りかえしては、ニョキニョキ伸びたちんこに火をつける。「熱い。熱い」と叫ぶピノキオ。「おうこりゃ大変だ」ジミニー・クリケット。ちんこにフッと息をふきかけ火が消える。客席と舞台、暗転。
(さくらやさん)


大工の八五郎は大のパチスロ好き。しかしいっこうに勝ったためしが無い。今日も今日とて最新機種「北斎漫画」のボーナスが確定しない。「くっそお、どうすりゃ勝てるんだ北斎漫画」「教えてやろうか」突然後ろからの男の声にふりむくと、そこには怪しい男が立っていた。「ずいぶん突っこんでるようじゃねえか」「お前だれだい?薄汚ねえなりしやがって」「薄汚ねえはお互いさまだ、それよりお前にこの機種の必勝法を教えてやろうかい?」「必勝法だあ?お前にそんなものわかるわけねえだろう」「俺はこの機種の開発者なんだよ」「開発者?てことは俺がこんなに負けてんのはおめえの仕業かい。その開発者が必勝法なんぞ教えるわけがねえだろ。ははーん、ウソを教えて俺をさらに負けさせようってんだな。失せやがれ」「まあまあそう言うな。ユーザーが減れば俺の会社もやばくなる。ストック数を増やすのと設定を6に変える裏ワザを教えてやる。ただし、7回だけにしておけよ」「ほ、本当かい?本当ならありがてえが、なんで7回なんだ?」「昔からラッキーセブンって言うだろう。ほれ、耳を貸せ」「なるほど、第3停止ボタンを押してから葛飾北斎ちんぽ臭いのタイミングで第1第2の順番。おお」かくして裏ワザを覚えた八五郎はフィーバーしまくり。あれよあれよと大勝の連続。しかしある日のこと、調子に乗って開発者の男との約束を忘れ裏ワザを8回使ってしまい、メダルを出しまくる八五郎。後ろに怪しげな日本語を使う男がゾロゾロ集まってきたと思ったら、「コワレタダイハ、タタイテナオス」持っていた金属バット・・・暗転。
(時渡りさん)


商売の神様に縁結びの神様、神様にもいろいろありますが、中には困った神様もいるようで。売れない芸人の熊五郎、今日も今日とてオモシロの中にも社会への問題定義を含んだ1人芝居を30分打つが、全くウケない。「このまま売れねえんじゃ、海にでも飛びこんで死ぬしかねえなあ」と、江戸の海っぺり、汐留をウロウロしていると、怪しい男が声をかけてきた。「おめえ、売れっ子になる術を知りたくないかい」こいつが今江戸で評判のエンタの神様だった。「ウケるんだったらなんでもやります」熊五郎が飛びつくと、男は軽快な口調でしゃべりだした。「まず、楽器と衣装ね。何でもいいからキャラをつけたら、あとはあるあるネタを作家が考えるから、楽器鳴らしてネタ言って短いフレーズの決まり言葉でつないで繰りかえしって感じ。で、面白くなかったらあとはネタは編集すっから」「よ、よくわかんねえけど。そんなんで大丈夫なんですかい?」「絶対人気者になれるよ。約束するよ」半信半疑のまま木魚を持たされ、虚無僧の格好をさせられる熊五郎。言われるままに青木さやかあたりをいじくるネタをしゃべっては、木魚をポクポクポクポク鳴らして「無念」と言う。全然ウケない。騙されたと思い、もう1度死ぬ気で汐留に行くと、道すがらで女子高生に大人気。みんなが口々に「無念。無念」とあのフレーズを言っている。あっけにとられていると、またエンタの神様がやってきて、オンエアのビデオを見せられてびっくり。全くウケてなかったはずのステージに爆笑のSEが繰りかえし重ねられ、アホでもわかるようにテロップ、他の番組に出たことねえのに「今時代の先端を行くのは、熊五郎」とかナレーションまで入っている。「まあ、売れたからいいや」と調子に乗る熊五郎だったが、ある日汐留を風をきって歩いていると、後ろから辻斬りがやってきて刀でバサー、暗転。薄れゆく意識の中で、「あらはもともと、私のネタですからー」という声がしましたとさ。
(ランドセル魔球さん)
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