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2005年11月21日放送分 落語リハビリ - 深夜の馬鹿力データベース

2005年11月21日放送分 落語リハビリ

お題:俺がキノコであいつが神で


貧乏長屋の中でも1番の貧乏人、引きこもりの熊五郎。それでも昔は小銭を拾いに町に出ることもあったが、立小便をしているところを通りすがりの女に見つかり、悲鳴をあげられた上に粗チンをなじられて以来の人間不信で最近はめっきり外へ出ない。そんな梅雨のある日のこと。不精ひげをいじりながらすきっ腹に耐えていると、ジメジメとした部屋の片隅にキノコが生えているのを見つけた。昔から得体の知れないキノコなんぞ食べたらひどい目にあうとは言われているが、背に腹は変えられねえ。キノコを手に取りパクッと食っちまった。するとこいつがとんでもねえ代物で食ったとたんに目が回りだし、いつしか熊五郎夢の中。いつぞや粗チンをなじった女が現れて、悲鳴をあげて逃げていく。必死で追いかける熊五郎に大きなカメが襲いかかってくる。「お前みたいに小さなカメをぶらさげた奴が、大きいカメに勝てるわけがないだろう」必死で逃げる熊五郎が穴の中に隠れると、そこには小銭の山。大笑いして拾っていると、さっきのキノコがそこかしこに生えてきた。一心不乱にむさぼり食う熊五郎。すると股間が熱くなってきてグングングングン大きくなってくるからもう笑いが止まらない。熊五郎のただごとじゃない笑い声を聞いてかけつけた長屋の大家。白目をむいて爆笑する熊五郎を医者に連れて行くが、何を聞いても奇妙な夢の話ばかりでらちがあかない。かくして熊五郎はこの夢からさめずに死んじまった。400年のち、この医者の書いたカルテを見つけたのが、ゲームの神様・宮本茂。宮本はこれを元にマリオブラザーズなるゲームを思いつき、大ヒットを飛ばした。ファミ通のインタビューに対して、大金持ちになった今でもそのカルテを見つけたときのことを忘れない宮本は、真摯な態度で言いました。「元々が毒キノコの話だけに、僕はいつまでたっても天狗にだけはなりません、テングニダケハ・・・テングダケ」
(ゴム手袋さん)

長屋の人気者と言えば、エビス顔の晴郎こと水野のご隠居。特にお芝居の話が大好きで、古今東西いろんなお芝居を見ては評論するから、評論家界の神様なんて言う人もちらほら。今日も耳たぶをぷたたぷたぷたぷたぷさせながら、昨日見たお芝居の話などして、笑顔が絶えない。そんなある日、芸人の西田ボンはご隠居に呼ばれて隠居の家に行くことになった。しかしそんな西田に長屋の仲間は言う。「あの隠居は実にいい人だけど、絶対に隠居の家でキノコを食べちゃいけないよ。絶対、隠居が食べてくれって言っても絶対食べちゃダメ。これだけは絶対食べないで。他はいい人だから絶対食べないで」なんだかわからないけどうなずく西田。水野のご隠居の家に着き、最初は緊張していた西田だが、バテレンの岡っ引きの格好をさせられたりしてるうちに、お泊りてえことに。カラスカアで夜が明けて、ご隠居の家から出てきた西田。言いつけを守らなかったんだろうな。晴郎とがっちり手をつないでるし。それからというもの、晴郎と西田はどこへ行くのも一緒。あげくの果てには芝居好きが昂じて、晴郎自ら監督した芝居に重要な役どころで出演までする始末。時は流れてすっかりお笑いの仕事をしなくなった西田ボン。心配した昔の仲間が「お前あれほどキノコを食うなって言ったろ?お前あれを食って以来お笑いの仕事がすっかり無えじゃねえか」というと西田。「いやいや、俺は水野監督の次回作を待つだけだ、マツダケだ」
(メリー三角木馬さん)

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」なんてえことを言いますが、いつの世の中も世は無常。強者は必衰でございます。江戸の町の片隅で、通りかかる女を見つけてはうわごとのように「君をシンデレラにしてあげる、君をシンデレラにしてあげる」を繰り返し、誰にも相手にされないこの一文無しの男こそ、つい10年前には飛ぶ鳥を落とす勢いだった、吉原一の遊郭「小室屋」の若旦那というから驚いた。全盛期には質より量でおなじみの「東京パフォーマンスドール屋」の娘、篠原涼子を店で雇って大人気。遠峯ありさなるどこの馬の骨ともつかない小娘を「朋ちゃん太夫」として売りだしたりして鼻も高々。毎日毎日それレイブだジャングルだとどんちゃん騒ぎ。方々で「哲哉は神様神様」とおだてられておった。そんなこんなで神様はワガママに育っているものだから、やれ「魚を食べたら死ぬ」「シイタケを食べたら死ぬ」「野菜を食べたら死ぬ」と言いはり、ハンバーグ以外の物を口にしない贅沢の限りをつくした。しかし前の女房が週刊誌に慰謝料未払いを告白したり、大分トリニータのスポンサー料が払えないとあっては、贅沢も言っちゃあいられない。空腹の哲哉がただでさえ青白い顔を灰色にしてぼーっとしていると、そこに通りかかったのが、かつて小室屋で働いていたKABA島という男。逆に最近めっぽう羽振りのいいKABA島を見つけた哲哉。「KABAちゃん、僕だよ。250円くれないかな」と言うも、金の切れ目が縁の切れ目。「誰がKABAちゃんよ、この青びょうたん。KABA様とお呼びなさい」「ごめんなさいKABA様、なにか食べ物をください」「じゃあこれでも食べな」と投げつけたのが、哲哉が大嫌いなシイタケ。涙を流しながらシイタケを食べる哲哉がひと言。「なんで天才プロデューサーの僕が、こんなにシイタケられなきゃいけないの」
(スマイル97さん)
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