2007年8月20日放送分 カブトムシの秘密 - 深夜の馬鹿力データベース

2007年8月20日放送分 カブトムシの秘密

カブトムシの好きな蜜の甘さは、どれぐらい甘いの?

角砂糖の半分ぐらい。

炭酸が抜けたコーラぐらい。

中卒でバイトもせず「将来、音楽で成功しよう」としている人の人生観ぐらい。
(徒歩5分さん)


大人なのにカブトムシを飼っている人がいるのはなぜ?

カブトムシがとても好きだから。

様々な事情で、小さい頃カブトムシを飼えなかったから。

確か俺が中学2年の冬、家に帰るとなにやら来客。父親と母親とスーツを着たおじさんが談笑していた。早々と部屋に退散しようとした俺に、父親が「お前も一緒に話をききなさい」というから話をきいていると、来客のおじさんは僕にも名刺をくれた。
そこには「ビートルビジネス」と書かれていて、おじさんの話によると、カブトムシの卵とカブトムシ育成キットを購入して夏まで育てれば、成虫になったカブトムシをデパートなどが高く買い取ってくれるという。おじさんはなんでも去年数千万円儲けたと、得意げに語っていた。
父親がローンでたくさんの育成キットを買ってからは、おじさんは毎月1回家に来て、父親に「温度はどうだ」とか「エサの食べ具合はどうだ」とか指導していたのを覚えている。
夏も近くなったころ、急におじさんと連絡がとれなくなった。次々と成虫になるカブトムシ。父親は必死にデパートやペットショップに電話をかけ、「カブトムシを買い取ってくれ」と交渉した。しかし、快い返事はもらえなかった。そんな理由で、大人なのにカブトムシを飼っている人もいる。
(つよしバージョン1。02さん)


カブトムシを捕まえられるのは、いつごろですか?

7月下旬から8月中旬。

早いところでは、6月にもとれる。

窓の外には静かな林が広がる病院の一室。中学生になった僕は、まだ幼い弟を連れて母の見舞いに来ていた。
父は弟が産まれてまもなく、事故で死んだ。母はもともと体が丈夫でないにもかかわらず、子供にみじめな思いをさせてはいけないと一生懸命働いた。そんな母の体を病魔がむしばんでいった。
最初は「疲れてるだけ、軽い貧血よ。すぐに帰ってくるから」と言って入院した母だったが、日を追うごとにやせていき、2、3日のはずだった入院も、もう3月がすぎようとしている。弟はそんなことも知らずに「おなかすいた。遊びに行きたい。ママとおうちに帰りたい」といつもだだをこねる。そうやってぐずるたびに僕は、病院の隣の林へ弟を連れて行き、カブトムシを捕まえてやったりしていた。
その日も弟と林でカブトムシをとっていると、急に病院の中があわただしい。見慣れぬ機材が次々と運び込まれ、先生や看護婦さんがあわただしくしている。母の容態が急変したのだ。僕は病室に駆けていき、母の手をしっかりと掴んで呼びかける。さっきまで1匹だけ捕まえたカブトムシに夢中だった弟も、尋常ではない様子を感じとったらしく、大きな声で泣きだした。「お母さん、お母さん、お母さーん」
そんな夏の終わりの日。正確には8月28日。
(だいそーれさん)


カブトムシの飼育ケースの置き場に向かないのはどこ?
不安定な場所。

風通しの悪い場所。

若くしてできちゃった結婚。駆け落ちした私達夫婦に頼れる大人はいない。いつまでも泣きやまない息子と、家事を全く手伝わない旦那についイライラしてしまう。手さぐりの子育て、慣れない料理・洗濯・掃除に追われ、疲労困ぱいの毎日でした。
いったい、何日目だろう。いったい何度目だろう。また相談もなしに旦那が仕事を辞めて帰ってきた。帰ってくるなりお酒をあおる旦那。その日突然送られてきた消費者金融の請求書を突きつけ、ヒステリックに問い詰めると、泥酔した旦那は私を殴ってどこぞかへ行ってしまった。

そんなつらい日々を忘れさせてくれるのが、唯一パチンコだった。この日も3000円だけ、3000円使い切ったらやめるつもりがすでに2万円が飲まれていった。もうやめよう、もうやめよう。ハンドルから手を放しかけたそのとき、ついに確変が。せめて4レンチャンして、いや5レンチャン。そう祈っているとそこから1時間当たりっぱなしだった。
12レンチャンし、足元にはドル箱が積まれていった。時短が終わり時計を見ると、もう2時間半経っていた。店員を呼び、出玉をジェットカウンターに流してもらう。15760発のレシートを受け取り、景品カウンターに行くと、ある景品にふと目が止まった。夏限定の景品、カブトムシだった。時間も忘れてパチンコに熱中した後ろめたさから息子にカブトムシをあげたくなった。これが息子にとって、初めて見る本物のカブトムシだろう。まだ幼稚園にも行ってない息子にカブトムシの価値なんてわかるはずも無いけれど。500玉で交換した飼育セットつきのカブトムシと、45500円分の景品を受けとり、換金所へ向かおうと自動ドアを出た瞬間、エアコンが効いた店内とまわりの温度差に驚く。
陽炎たちのぼる駐車場の真ん中に見える自分の車。その中で待つのは・・・。カブトムシはそういう車の中に置いてはいけない。
(なかのほーどりこんさん)


昆虫採集の支度で必要なことは何ですか?

虫とり網と虫かご。スコップや軍手もあると便利だぞ。

木の枝で引っかいたり虫にさされることもあるので、暑くても長そで長ズボンを身につけよう。

歩いたり走ったりすると、飛び出したり腸の内壁を傷つける恐れがあるので、アナルビーズは抜いていこう。
(魔封じの杖さん)


カブトムシは部屋の中ではなく玄関などで飼ったほうがいいと言われました。なぜですか?

部屋はエアコンがきいていて、カブトムシにとっては寒いから。

夜になっても電気で明るいと、夜行性のカブトムシはとまどってしまうから。

お父さんが再婚した。僕には新しいお母さんと新しいお兄ちゃんができた。新しいお母さんは優しくて、すぐに打ちとけることができた。
ひとりっ子だった僕にとって、頼りがいのあるお兄ちゃんができたことも嬉しかったのだけど、なぜか僕は「お兄さん」「お兄ちゃん」と呼ぶことができず、いつまでたっても名前にさん付けで「けんすけさん」と呼んでいた。けんすけさんは歯がゆかったんじゃないかと思う。僕がそう呼ぶたびに、いつも少し困ったように笑い、そして、ちょっと悲しい顔になっていたのをよく覚えている。
ある夏の日、けんすけさんがカブトムシを僕にプレゼントしてくれた。お父さんから、僕が昆虫好きなことを聞いたとかで、朝早く出かけて捕まえてきてくれたらしい。嬉しかった。すごく嬉しかった。「やっと、笑ってくれたね」そう言ったけんすけさんの顔も、とても嬉しそうだった。
そして、その夏の終わり、忘れもしない事件が起こった。夜中、家から突然火の手があがり、木造の僕の家はあっという間に炎に包まれた。なんとか火が玄関までまわる前に、みんな外に逃げ出したものの、けんすけさんからもらったカブトムシは、まだ家の中だった。突然の出来事にパニックになっていた僕には、当然持ち出す余裕なんか無かった。「カブトムシ。カブトムシ」とわめく僕に、「わかった、待ってろ。すぐ取ってくるから」けんすけさんは火の中に飛びこんでいった。「君が初めて笑顔を見せてくれた、大事なカブトムシだからね」結局、けんすけさんは戻ってこなかった。炎が全てをなめとり、柱や梁があらわになってメキメキと音をたて、家は崩れていく。僕はその前でしゃがみこみ、けんすけさんが飛び込んでいった家に向かって「お兄ちゃーん」と大きく叫んだ。涙が止まらなかった。あの時、火事なんか起こらなければ。そして、カブトムシの飼育箱をせめて玄関に置いておけば。いつかはちゃんと
本人の前で「お兄ちゃん」って呼べる日が来たかもしれない。
今年の夏は、お兄ちゃんの十回忌だ。セミの声を聞きながら、今でもあの笑顔を思い出す。だから・・・。
(天津どんぶりさん)


カブトムシの魅力は?

止まってる姿が、黒光りしてかっこいい。

戦ってる姿が、強そうで頼もしい。

母子家庭だった僕にはファミコンなんて到底手に届くものではなかった。「ファミコンが欲しい」とだだをこねる僕に、夕暮れ母さんが持って帰ってきた物は、1匹の小さなカブトムシ。「こんな物いらないよ」と言って家を飛び出した僕は、いつもは下校中のぞくだけのゲームショップに足を踏みいれ、スーパーマリオブラザーズをふところに入れた。
あんなに泣く母さんを見たのは父さんが死んだ時以来だった。土下座をして謝罪している母さんを見て、悲しいような、せつないような気持ちがこみあげた。
家に帰り、こてんぱんに叱られるかなと思った僕に、母さんはなぜかいつもより優しく接してくれた。その日の夜、ガサガサと音をたててキュウリを食べるカブトムシの姿が、なんだか急にいとおしく感じられた。
(ピーコのピーの部分さん)
ここは記事下のフリースペースです
コメント
非公開コメント

トラックバック

http://ijuinmania.blog84.fc2.com/tb.php/722-a86f5e72