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1998年3月23日放送 自ギャグの詩 - 深夜の馬鹿力データベース

1998年3月23日放送 自ギャグの詩

 あれは小学校2年の時、放課後の遊びといえば家の近くの砂場で、友達2人で落とし穴を作る事でした。
 いつものように穴を掘っていると、砂の中から次々と300円出てきました。誰かが落とした物でしょう。
 小学校2年といえば物の善悪の分別が付かない時で、友達は「お菓子買おうぜ」とか「ゲームやりたい」などと泥棒してしまう話がまとまりかけていました。
 が、当時リーダー格の私は「いや、警察に届けよう。」友達が泥棒になるのをとどまらせました。そして警察へ。

 すると警官は「偉い子だね。」と、とてもとても褒めてくれました。
 かっこいい制服を着ている人は、僕らの中で日本で2番目に偉い人(1番目は校長)的な考えがあったので、とてもとても有頂天になりました。
 その夜は夢の中にも褒められた話が出てきたりして、また褒められたい願望が浮かんでくるのでした。

 しかし、そうそうお金は簡単に落ちているものではありません。
 ということで次の日、お母さんの財布から小銭を拝借し、友達が来る前に砂場に埋めて、遊ぶ時に「またあったよ」的な小芝居をし警察へ。
 警察は「また見つけたんだ、すごいね」と言って僕ら3人にアメまでくれました。
 家に帰る途中、「なんで、俺が埋めたのに、他の2人も褒められてるんだろう。俺だけ、俺だけ褒めるべきではないのか?」
 心の中でこんな声が大きく大きくなってきました。

 僕は次の日、友達2人の遊びの誘いもことわり、母の財布から直接交番に届けていました。
 褒めてもらいたいための奉納が一週間ぐらい過ぎると、さすがに警官もおかしいと感じ、家に電話をしてくれました。
 そしてお母さんに財布からお金を取っている事がバレてしまいました。
 もちろんその日以降、警察に貢ぐのはやめました。

 伊集院さん、僕は大丈夫なんでしょうか?

 (PN:ニジンスキー)


 あれは確か、私が小学校6年生の時だと思います。
 私と同じクラスに、背が高いぽっちゃりとしたSさんという子がいました。
 小6ともいうと、もう大人の女に近づいている時期です。Sさんはとても成長が早く、着替えの時に知ったのですが小6にして既にスポーツブラを着用していたので、幼児体型だった私は同性ながらにして凄いと思っていました。

 春が過ぎ、夏になりました。プールの季節です。
 その前の年は冷夏だったせいか、あまりプールに入らなかったので私はとてもわくわくしていました。
 そして、6月の中頃かそこらにプール開きがありました。
 プールに入る前に小6全員がプールを囲み、準備運動を始めました。
 私とSさんは同じぐらいの背だったので隣同士でした。

 手を大きく挙げる運動の時、私はSさんの脇毛を発見しました。
 1年ぐらい前に先生が急に「男子は皆キックベースをしていなさーい」と言い、女子だけを教室に残し女子へ二次成長について語り出した時の「個人差はあるけれど女の子はある時期になると脇などに毛が生えてくる」と言われた時の知識があったので、私は「Sさんはきっとある時期が来たのだろう、教えてあげなければ」という気になり、「Sさん、脇毛生えてるよ」と言いました。
 Sさんはまだ素知らぬ顔で運動しています。
 きっと聞こえていなかったのだろうと思い、
 「Sちゃん、わーきーげ!脇毛生えてるよ。脇毛生えてるよ。Sちゃん脇毛生えてるよ。」
 何回言ったか憶えていないぐらい、運動し続けているSさんに向けて言い続けました。
 しかしSさんはまだ前を向いたままです。

 この後のプールについては一切憶えていません。
 でもSさんのずっと前を向いていた横顔だけはなぜか憶えています。
 今でもたまにSさんと駅で会いますが、お互い気づかないふりをするルールが出来ているようです。
 当時の私はSさんに対して全く悪気はなく、むしろ教えてあげなくてはという親切感からのものでした。
 しかし今思い出すと、お腹が痛くなります。

 伊集院さん、こんな私はSさんに何か償いをする事が出来るのでしょうか。

 (PN:ガタピシ)

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