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1997年9月29日放送 自ギャグの詩 - 深夜の馬鹿力データベース

1997年9月29日放送 自ギャグの詩

 皆さんの中にも、家出をしたことがある人、たくさんいると思います。僕もその中の一人です。僕が家出をしたのは確か小学校3年生の頃でした。今にして思うとなぜ家出をしたのかがよくわからなく、理由もなく家出をしました。
 普通家出というと、お金や荷物などを持っていくようですが、当時の僕にはこのような考えはなく、何も持たずに家を出ました。

 まず家を朝5時に出ました。そして30分ほど歩いて家に着いた僕は、電車に乗るお金もなく、仕方がないので通勤で駅にやってくる人の群れをしゃがんで見ていました。
 最初のうちはなぜか面白かったのですが、でもやはり周りの大人の視線は…。怒られるような気がして、僕はそこにいる事が出来ず、道を適当に歩き出し、疲れたりするとしゃがんだりしながら時間だけが過ぎ去っていきました。
 しかししばらくすると、自分の心の中に「なんで家を出たんだろう」とか「もう家に帰りたい」とか「ものすごく悪い事をしているんじゃないか」という事が浮かんでは消え浮かんでは消えしているうちに、「今なら間に合う」と思い、意を決して自分の家に戻りました。

 でも、自分の家の周りが見渡せる少し小高い丘に行くと、自分の家の周りにはたくさんの人と赤いランプが上に付いた車がありました。
 子供心にまずいことになっていると思った僕は身を翻し、また道の続く限り歩きました。
 その後僕は憶えていないのですが、多分色々な所に行ったと思います。ふと気が付くと、僕は当時駅の近くにあったバッティングセンターの前で、人がボールを打っているのを見ていました。
 僕はもう歩く気力がなく、そこでボーッとしゃがんでいると、中からお姉さんが出てきて「ぼく、どうしたの?今日学校は?」と尋ねてきました。
 僕は心の底から「助かった」と思い、力の限り泣き、「迷子になっておうちに帰れない」と言うと、お姉さんは僕を中に入れてくれ、コーヒーを差し出してくれました。そして親に連絡も取ってくれました。

 その後母親が自転車で迎えに来てくれ、僕を後ろに乗せて家に連れ帰ってくれて、とても嬉しかったのですが、頭の中ではどういう言い訳をしようかで一杯でした。
 「下手に『家出をした』なんて言うと何かまずいしな、どうしよう」などと考えていると、あと一つ角を曲がれば自分の家に着くという所まで来てしまい、そして角を曲がると、両脇には近所の人や学校の先生などたくさんの人が拍手をして出迎えてくれ、絶対に「家出した」なんて言えないという状況に追い込まれてしまい、「早く言い訳を考えなくちゃ、早く言い訳を考えなくちゃ」と思っていると、ついに家に着いてしまい、とうとう母親から「何でお前は朝、家にいなかったんだい?」と聞かれ、僕は「タンポポを取りに行っていたんだ。」と言いました。
 そしてその後、僕は急速に大人の階段を上り始めました。

 (PN:クワトロ大尉)


 この話はついこないだの話なんですが、夏休みの宿題で歴史的場所を見てレポートを書くという宿題が出ていました。
 しかし夏休み、私が宿題などをやるはずもなく、学校が始まってしまい、先生の慈悲により「9月24日まで待ってやる」と言われ、それでもまだ期間があると思い続け、時は流れて9月24日の朝、弱り顔の僕が考えた作戦『俺寺作成プロジェクト』が頭に浮かびました。
 その寺というのは、僕ワールド内のドリーム地方にある想像の寺で、約200年前にどこかの侍がひょんなことから出家して建てた寺で、1863年(イヤムミ)に大火事に遭っているという歴史を持った由緒ある寺です。その名もなぜか『福万寺』。

 そして私はレポートを何とか書いて提出。先生に直接手渡すと先生が眼鏡をかけてレポートを一めくり。
 そして先生が、「おお、福万寺かぁ。よく調べたな。」と言うじゃないですか。なんと、福万寺は本当にある寺だったのです。「続きは後で見ておくからな。」と言い、どこかに行ってしまいました。
 その後先生にレポートと本当の福万寺との余りにも違いのある歴史に、俺ワールド内の寺ということがバレ、こっぴどく叱られました。少し秋の風の冷たい自分の自ギャグです。
 その後親を呼び出され、めちゃくちゃに怒られてしまいました。

 (北区・PN:電車ポーカーの亀井)


 あれは僕が小学校5年の時でした。お小遣いも少なく、お金をほとんど持っていなかった僕は、たった12円安いという理由でわざわざ駅前の西友までホットヌードルを買いに行きました。

 その日、いつも通りに西友に行くと、地下1階にある食品売場のエスカレーターのそばにネスカフェのガラスのコップが1個ずつ箱に入れられ、山積みになって売られていました。
 「おいおい、こんなところに積んでおいて、誰か割っちゃうぞ。」
 僕はそう思いながらそばを通りぬけようとしました。

 割ったのは僕でした。

 山から滑り落ちたガラスの破片が辺りに飛び散っていました。おばさんがどんどん集まって僕の周りを取り囲んでいます。
 「どうしよう、逮捕される。」なぜか異常に焦った僕は、まるで今から店員に見せに行き、弁償するがごとく破片を集めました。逃げるように移動し、物陰から現場を見ると集まっていたおばさん達が散っていくのが見えました。
 チャンス。
 僕は急いで破片の入った箱を近くにあった無印良品のクッキーの後ろに突っ込みました。その間わずか1秒フラット。完全犯罪と思う気持ちと、罪悪感が入り交じった複雑な気持ちで僕なりに考えたのが、おわびとしてハイチュウをきちんと買って帰ったことを良く憶えています。

 数日後、破片を突っ込んだ無印良品の所に行くと、『お気を付け下さい』の張り紙が。
 それ以来、西友には行っていません。

 (武蔵野市・PN:エレクトリック山瀬まみ)

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