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1997年9月8日放送 自ギャグの詩 - 深夜の馬鹿力データベース

1997年9月8日放送 自ギャグの詩

 あれは確か祭日の昼間、犬の散歩中駄菓子屋に立ち寄った時の事でした。僕は『うまい棒』を片手に取り、店の奥のおばちゃんを呼びました。
 ところが、おばちゃんはテレビを見続けています。

 その時、僕の足元で「ジョロジョロジョロジョロジョロ~」という不思議な音がしました。見ると、僕の犬が店の中でおしっこをしていました。しかもメス犬。オス犬のようにチョロッと引っかけるというレベルではありません。彼女は膀胱の中身を全部出しきるつもりです。
 僕は慌てて店の奥に目をやり、運良く先程の音が伝わっていなかった事を確認します。おばちゃんは薄ら寝ぼけでみのさんのトークに首っ丈です。

 しかし犬はおしっこを止めません。約30秒の沈黙の後、店の床には幅20cm、全長2mにわたりおしっこの天の川が出来上がりました。
 僕はすぐさま逃走を図ります。かといって、ドタバタと逃げては通行人に怪しまれてしまいます。
 僕こと犬マスターは普通の客を装って店を出ました。そして角を曲がるとダッシュ。僕は必死です。

 ところが、汁を全部出しきってご機嫌なメリーちゃん(シェットランドシープドッグ・メス4歳)はご主人様に遊んでもらってると勘違いし、しっぽをぶんぶん振りまわしながら僕の膝のカックンポイントに肉球プッシュを叩き込んできます。
 僕はよろけながらも安全な距離まで逃げおおせる事ができました。
 走るのを止めると、「もう遊んでくれないの?」とばかりに犬は僕の足に絡みつき、ちょっぴりご機嫌斜めです。

 そんな時ふと気付くと、僕の手には一本の『うまい棒』が握られていました。お金は払っていません。払ったものといえば牛乳瓶1本ほどのおしっこだけです。とても等価交換は成り立ちません。過失とはいえ、僕は生まれて初めて窃盗をしてしまいました。
 あれから5年経ちます。僕は1度も駄菓子屋の前を通っていません。

 (東京都中野区・PN:チュチョ君のわんぱく汁)


 小学校に入るか入らないかの頃、僕の家に2つ年上の女の子を呼んで遊んでいました。
 その子にいい所を見せようと、近くの店におやつを買いに、お父さんの車の中から紙で出来たお金を2枚頂いてお店に直行しました。
 当時千円5千円1万円の見分けの付かなかった僕は、腕一杯の『うまい棒』をレジに持っていき、そのお金を払いお釣を見てみると小銭がたっぷりと、紙のお金がメモ帳みたいにたくさん。
 そのお金を持って帰るのが子供心にヤバいと思った僕は、確かドラマで覚えた言葉「ツケね。」の一言を残し、家まで激走。それから夢のように楽しい時間を過ごしました。

 その夢から現実に戻された言葉が「ケンちゃん、ちょっと。」という母親の言葉。母の所に行ってみると、お父さんが仁王立ち。
 それから数時間、僕は家の奥にある倉に閉じ込められて泣きました。泣きまくりました。
 やっとの事で出してもらい、彼女の待つ部屋へ戻ると彼女の姿はなく、らくがき帳に「どろぼうするおとこのこきらい」と書かれていました。
 父親に力ずくで倉に引きずられて行く時、「すぐ済むから」と笑顔の言葉に「うん」と笑顔で返してくれたのに。くれたのに。くれたのに。
 僕の初恋でした。

 (鳥取・PN:ジライヤーOKA)


 僕が小学校1年生になったばかりのある日、近所のK君と一緒に家に向かって歩いているとK君が「ねえねえ、こっちに曲がって行くとたくさんマンガ本が落ちてるんだよ。行ってみよ。」と言われて、言われるがままに連れていくと、予想以上に時間がかかってしまい、大量のマンガ本を自分のランドセルに詰め込んでいるK君の姿を見て、急に家に帰りたくなってしまいました。

 その頃親達は必死になって僕たちを探していました。
 約1時間後、K君の親と僕の親の前に着いた時、僕が口を開く前にK君が「マンガがたくさん落ちてるからこっちに行こうって、こいつが言ったんだ。」と僕のせいにするではありませんか。
 両方の親から「こんな本を拾ってきて!」とこっぴどく叱られてしまいました。当時の僕はどうしてだかわかりませんでした。
 しかし今思えば、K君が拾っていたのはマンガはマンガでもかなり行き過ぎたエロマンガだったような気がしてなりません。

 (PN:青田博士)

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